「キャンプの宝箱」から巨大な「倉庫」まで、保管庫の知っていると便利な情報集。
保管庫のフィルタリング
共用の各種保管庫は、カテゴリやアイテム毎に収納する/しないをフィルタリング可能。
たとえば資源だけ、装備だけといった設定の保管庫を作れば、拠点でのアイテム探しが少し楽になる。
ほかには食料貯蔵庫以外の保管庫の「食料配給」をオフにしておけば、食料アイテムはすべて食料貯蔵庫へと運ばれる、など。
さらに収納するアイテムの数の下限/上限も設定できる。
ただ食料に下限数を設定しても勝手に消費されるので、下限はあまりアテにならないと思ったほうがいいかも。
ちなみに収納しない設定が割り当てられたアイテムを収納した場合、「配達」担当の住民の手によって別の保管庫へと移される。
なお保管庫が一杯になってしまった場合、空きのある保管庫がフィルタリングに関係なく使われる。
意図せぬアイテムが収納されるようになったら、保管庫の増設を検討しよう。
また「鍬」や「大工のハンマー」といった道具も、住民のタスクが入れ替わるタイミングでフィルタリングに関係なく収納されてしまう。
こちらは一時的なもので、放っておけば正しく仕分けてもらえたり、再度作業担当の住民が持ち出したりする。
フィルターの設定方法
まずはフィルターを設定したい保管庫を開く。
保管アイテム一覧の下にある各項目の左側、スイッチ部分をクリックすればカテゴリ毎の収納する/しないを切り替えられる。
個別に設定したい場合はカテゴリ名をクリックすれば、そのカテゴリのアイテム一覧が表示されるので同様に操作すればよい。
収納数の下限/上限もここから指定できる。
応用編・住民にアイテムを自動仕分けさせる
保管庫側のフィルターさえ設定しておけば、適当な保管庫にアイテムを放り込むだけで住民が勝手にアイテムを然るべき場所へ移してくれる。
盗賊狩りや資源採集などで多数のアイテムを持ち帰った際も、わざわざ自分で細かく整頓する必要はない。
例えば以下のような設定であれば、鍬や包帯、食料類は住民の手によって自動的に別の保管庫へと運ばれる。
応用編・保管庫の引越し
保管庫のアイテムを移し替える際にも「収納しない」を活用できる。
中身を移し替えたい保管庫をすべて「収納しない」設定にすれば、「配達」が割り当てられた住民が勝手に中身を空にしてくれる。
自力でやるより時間はかかるが、完全放置で済むメリットは大きい。
拠点と保管庫の関係
住民は自らが所属している拠点の倉庫しか扱わない。
拠点さえ同じであれば、どれだけ離れた位置の保管庫であろうと利用しようとする。
例外として「村の貯蔵庫」「村の金庫」といった中立の村に作るタイプの保管庫は、所属に関係なく利用する。
応用編・プレイヤー専用の保管庫を作る
一応、住居となる建物にはプレイヤー専用保管庫がついているが、容量が小さかったりアクセスし辛かったりで、あまり勝手が良いとは言えない。
そこで普通の保管庫をプライベート用にする方法。
保管庫を住民が誰も所属していない拠点に紐づければ、プレイヤー専用の保管庫になる。
作り方はいたって簡単、普通に保管庫を建て、適当な拠点を作って割り当てればよい。
既に無人拠点がある場合はそちらに割り当ててもいい。
ただし専用保管庫付近に新たに建築を行う際、意図しない拠点が割り振られていないかには注意しよう。
保管庫に入らないアイテム
基本的にほぼすべてのアイテムが保管庫に入るが、「水」だけは通常の保管庫には収納不可。
「村の改善」カテゴリにある保管庫にのみ収納できる。
保管庫の種類
キャンプの宝箱
Tier1
コスト:木材×6、亜麻×3
容量:50
初期から作れる保管庫。
とにかく安上がりですぐ作れ、場所も取らないのが利点。
ただ使い続けるには容量があまりにも小さすぎるので、早急に次の貯蔵庫へと切り替えたい。
貯蔵庫
Tier1
コスト:丸太×5、亜麻×5、木材×10
容量:400
素材を揃えるのが簡単ですぐに建てられ、容量も必要充分な優等生。
序盤のメイン拠点はもちろんのこと、新たにサブ拠点を構える際の足掛かりとしても大いに役立つ。
並んでいる箱を見れば、収納品の種類と量がだいたい把握できるのも地味に便利。
武器ラック
Tier1
コスト:ロープ×3、木材×8
容量:50
武器・道具専用
武器と道具のみを入れられる保管庫。盾は対象外。
フィルタリングもある中でわざわざ作る意味があるかはさておき、専有面積はキャンプの宝箱並に小さい。
納屋
Tier2
コスト:丸太×4、茅葺き×5、木材×4、ロープ×4、木の板×26
容量:1000
貯蔵庫の2倍ほどの占有面積で容量は2.5倍、と面積比率はそれなりにお得。
ただ建築コスト・建築工数も大幅増。おまけに「大工のハンマー」が必要なので、住民の協力がほぼ必須。
拠点運営がある程度軌道に乗っていないと気軽には建てられない。
なお斜面に建てると、住民が中を通ろうとして頭が引っ掛かりスタックすることがある。
向きや導線にはくれぐれも注意。
食料貯蔵庫
Tier2
コスト:泥×12、丸太×5、木材×8、コブ×7、粗い石×12、木の板×2、銅の釘×1
容量:500
食料専用
食料の劣化速度が遅くなる特殊な保管庫。
納屋より一回り大きく、面積あたりの容量も少ないが、食料の管理面で充分すぎるほどのお釣りがくる。
ただ大規模な農場を擁し、高度な料理を作れる段階になると、容量がひとつでは足りなくなるのはご愛敬。
倉庫
Tier3
コスト:
容量:6500
大型の保管庫。
縦横のサイズは納屋の2.5倍程度、面積比の効率としてはまずまず。
コスト・工数的に気安くは建てられないが、アイテム管理を一か所に集約できるのは大きい。
村の穀物倉庫
Tier3
コスト:茅葺き×12、堅木の丸太×8、堅木の板×12
容量:100000
「村の改善」カテゴリ
中立の村にのみ建てられる保管庫。食料と食材、そして「水」も保管できる。
容量も100000と使い切るのが難しいレベル。
村の所属になるため細かい管理はできないが、食料を一括保管したいなら建てるのも手。
村の金庫
Tier3
コスト:堅木の丸太×12、堅木の板×10、鉄の釘×8
容量:100000
「村の改善」カテゴリ
こちらも穀物倉庫同様、中立の村にのみ建てられる保管庫。
保管できるアイテムに制限はなく、こちらも100000という凄まじい容量を持つ。
ただ細かい管理ができない点も同様なので、純粋な保管用途では扱いづらい。